東大生が書いた頭が良くなる算数の教科書
東京大学TNK プロジェクト東大先生
(株)インデックス・コミュニケーションズ(2006) \1,575
ISBN:4-7573-0352-1

東大生が書いた頭が良くなる算数の教科書 表紙

頭が良い悪いというが、人間は普通脳細胞の3〜4%しか使っていない、それなのにエネルギーの20%を脳で使う。 東大生が自分らの能力をどう見ているのか、これが知りたくてこの本を読みました。簡単な算数のクイズが並んでいて、 色々解説してある。読んで行くうちに、特に難しいことではなく、色々な発想で1つの問題を考える能力を付けているのだな ということが分かりました。練習問題を一つ紹介すると、50円のノートと80円のノートを合わせて15冊を1080円で買った、 それぞれ何冊買ったか?私なら直ぐ二元連立方程式で解きます。しかし、東大脳はそうではない方法で解きます。 1つの課題を多方面から考える能力、これが東大脳なのかもしれません。その解き方がスマートかどうかは別として、 解くために脳を動かすことは事実です。ある論理を突き詰める能力です。訓練が脳を育てます。答えが出るかどうかではなく、 全面的に脳を訓練するスポーツとして、この本をじっくり読んでみることは、とても頭にとって良いことのように感じました。 小中高の成績が今一との反省がある人は、是非トライしてく下さい。脳を鍛える本が沢山出されていますが、この本は、 最新の脳科学によっても推奨できる本です。算数より進んだ「数学」の姉妹本も出ているようです。

(溝田 忠人)